2024.11.28 14:45発達に課題のある子どもたちにとって、アートは多くの重要な役割を果たします。発達に課題のある子どもたちにとって、アートは多くの重要な役割を果たします。以下にそのいくつかを挙げます。 自己表現の手段 アートは言葉を使わずに感情や考えを表現する方法を提供します。発達に課題のある子どもたちは、コミュニケーションが難しい場合があるため、アートを通じて自分を表現する機会が重要です。 自己肯定感の向上 アートを通じて創造的な活動を行うことは、子どもたちの自己肯定感を高める助けになります。作品が完成したときの達成感が子どもたちに自信を与えます。 感覚統合の促進 アート活動には、触覚、視覚、運動技能が関与します。これにより、感覚統合のスキルを発展させることができ、発達に課題のある子どもたちにとっては特に重要です。 社会的スキルの発展 グループ...
2024.11.25 02:48STEAM教育と美術教育の連携についてSTEAM教育と美術教育の連携について STEAM教育は、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字を組み合わせたもので、これら5つの分野を統合的に学ぶ教育のことです。 なぜSTEAM教育に美術(Arts)が含まれるのか? ・創造性と問題解決能力の育成:美術活動は、自由な発想と表現力を育むだけでなく、問題を発見し、解決策を模索する力を養います。これは、STEAM教育が目指す創造的な人材育成に直結します。 ・論理的思考と直観的な思考のバランス:美術は、論理的な思考だけでなく、直感的な思考や感性も重要視します。STEAM教育では、両方の思考をバラ...
2024.10.22 14:45発達障害を持つ子どもに対する美術教育発達障害を持つ子どもに対する美術教育は、彼らの知覚や感性を育むために非常に有効な手段となります。以下では、美術教育がどのように役立つのか、また展示会を行うことの効果について詳しく説明します。 美術教育の効果 1. 知覚の向上 美術は視覚的な表現を中心とした活動であるため、色、形、質感などを通じて、子どもたちの視覚的な知覚を豊かにします。 作品を制作する過程で、対象物を観察し、分析する能力が向上します。 2. 感性の育成 表現活動を通じて、自己の感情や思いを伝える力を養います。これにより、自分自身の感情に対する理解も深まります。 多様なアートスタイルに触れることで、他者の感情を理解する力も育ちます。 3. 社会性の向上 グル...
2024.10.15 06:21作品展が開催しました。素晴らしい作品展になりました。子どもたちの心の響きが作品を通じて表現され、観る人々に感動を与えてくらます。今日の展示中に多くの方々が作品に対して肯定的な反応を示しているのも、子どもたちの努力や創造性が伝わっている証拠です。展示会を通じて、子どもたちの成長や表現力を感じられるのは非常に貴重な経験です。この感動を子どもたちと分かち合うことで、彼らにとっても大きな励みになることでしょう。ぜひ、その思いをみんなに伝えてあげたいです。そして、作品展が成功を収めることを心から願っています。
2024.10.13 09:13作品展児童発達支援・放課後等デイサービスたんぽぽのわたげ「作品展」 15日(火)14時から27日(日)15時までラコルタ(大阪府吹田市立市民公益活動センター)開催。 今回、かねてから望んでいた作品展が開催されることになり、とても嬉しく思っています。 子どもたちがアートの時間を楽しく絵を描き過ごして、その結果仕上がった作品を観ていただけます。 このことは、子どもたちにとってとても良い刺激となり自信につながります。 児童が夢中になり、頑張った作品や発達障害の子どもたちが、自分と向き合い、楽しく仕上げた作品です。 私自身、指導をしていて、決して優れた作品を仕上げることを目的としていません。 アートの活動を...
2024.10.07 14:32展示会を控えて未就学児や子どもたちがアート活動を通じて楽しさを感じることは、自己表現や創造性を発揮する貴重な経験です。その普段から楽しんでいるアートに加え、自分の作品が展示会に出展されるという特別な出来事があると、さまざまな心理的変化が生まれます。自己肯定感の向上自分の作品が他人に見られることは、特別な認識を伴い、自己肯定感を高めます。子どもたちは自分の努力や創造性が評価されることで、自己価値を感じることができます。期待と興奮展示会というイベントが近づくにつれて、ワクワク感や期待感が膨らみます。このような感情は、特別な体験をすることで子どもたちの心を躍らせ、アート活動に対する興味をさらに深めることにつながります。所属感と連帯感作品が展示されることで、他の参加者や観客...
2024.10.04 17:59楽しくなるアート4日に仕上がったアートは、見た目とっても楽しい多種多様な表情の顔。形、色も想像を膨らませ、そのことから豊かな気持ちや、アートに対する創作意欲を盛り上がるといった働きを起こさせました。作品を仕上げる過程で、多様な表情を多角的に表現することは、創作活動において非常に興味深い体験をもたらします。こうした試みは、感情の繊細さや複雑さに対する理解を深め、心理的な効果も多岐にわたるでしょう。まず、多様な表情を描く中で、それぞれの表情が持つ感情や意味、背景を意識するようになります。これにより、感情の豊かさや微細な違いに対する敏感さが高まり、感受性が強化されることになります。これは、作品を通じて自己理解を深めたり、他者の感情に対する共感力を高めるきっかけにもなります。...
2024.10.03 13:48未就学児が取り組んだ未知なる創造。本日、未就学児が取り組んだアートがとても美しく、創作的で力強い仕上がりとなりました。「想像から視覚へ」とは、頭の中で描かれた抽象的なイメージや概念を、具体的な形として視覚化するプロセスを指します。このプロセスには、美術的な技術や表現方法が関わり、個人の内面的な思考や感情が具現化される場面が含まれます。たとえば、アートなどの美術表現を通じて、目に見えないイメージが具体的な形を取る瞬間は、作者と創造力と美術的感性が結びつく場面です。美術思考が心の働きに与える影響は、創造力を刺激するだけでなく、感情の浄化や自己表現の手段としての役割も持っています。アートは、内なる感情や複雑な心理状態を視覚的に表現することで、自分自身を深く理解する手助けをする一方、他者との新...
2024.10.02 02:15障害児アート重い障害のある子とアート。言葉がつながらない。仕草で指導をしても理解してもらえない。逆に指導をしなくていいと思うことも。仕草で色や形を伝える。彼が描きたい好きなものを表現する。でも決して僕から押し付け、強制しない。誤りを自身で気づかせる。そこからコミュニケーションが生まれる。描いている間、笑顔が絶えない。仕上がった時の満面の笑み、とても誇らしい。