2025.01.10 14:40発達に課題のある子どもがコマを作った。発達に課題のある子どもがコマを作った。自身がお正月に遊びたいという気持ちからコマになった。 廃材の段ボールと爪楊枝。材料は、自分で選んだ。その考え方、材料選び、そして創作力の素晴らしさに感銘を受け、今回取り上げました。 カタチや仕上がり具合も大事だけど、僕は、モノを作り出すという創造力と表現力を重要視しています。 仕上がったコマは、よく回りました。 発達に課題のある子どもの美術的発達思考について 発達に課題のあるお子さんの美術的発達思考は、個人差が大きく、一概にこうである、とは言えません。しかし、一般的に以下のような特長が見られることがあります。 特長 •自己表現の手段として:言葉でうまく表現できない気持ちを、絵や造形物を通して表現しようとします。 •...
2025.01.09 14:30とってもユニークで楽しい絵本作り。とってもユニークで楽しい絵本作り。 就学前の児童が絵を描いて、製本は二人で仕上げました。 当初、何を作らせるのか?と不安と疑問だらけの表情を浮かべていましたが、途中から楽しいと感じてくれて仕上がれば笑顔溢れてました。 顔と胴体が上手くつながってないのは、ご愛嬌で(笑) 美術教育は、子どもたちの心を豊かにし、創造性を育む上で非常に重要な役割を果たします。「自由な表現を促す」、「 失敗を恐れずに挑戦できる環境を作る」といった取り組みを通して、子どもたちが笑顔で美術に取り組み、豊かな人生を送るための基盤を築いていきたいと考えています。 #創作 #絵本 #美術教育 #楽しい #未就学児 #大場六夫
2024.12.27 14:55未就学児が創造から作った造形物。これは‼️凄い‼️ 未就学児が創造から作った造形物。 未就学児の造形物:想像力と創造力の結晶 未就学児の造形物は、大人にはない発想と表現力にあふれ、私たちを驚かせます。 想像力無限の可能性を秘めた世界 •自由な発想: 未就学児は、物事を固定観念にとらわれず、自由に想像を膨らませることができます。 •多様な表現: 色や形、素材にとらわれず、様々なものを組み合わせて表現します。今回の作品も驚く表現力です。 •感情表現: 喜怒哀楽など、心の状態を作品に表現します。明るい色使いや大胆な線は、子どもたちの心の豊かさを映し出しています。 仕上げの素晴らしさ成長の証 •集中力: 作品作りに集中し、細かい部分まで丁寧に仕上げようとします。これは、子どもの成長にとって大...
2024.12.19 14:30未かくにん生物小学3年生の子どもが『未かくにん生物(本人曰く)』をブロックで作り上げました。自分のアイデアを形にすることは、自信や達成感を感じるのでとても大切なことです。 本人は、その完成したことがとても嬉しかったようで、その『未かくにん生物』がどうしてそのような形を選んだのか、どんな能力があるのか、どこに住んでいるのかなど、さらなる想像力を育む話をいっぱい語り合いました。 その後、『未かくにん生物』を絵で表現しました。 アートは自己表現の一つで、ブロックでは表現できない思考や感情を視覚的に伝える手段となります。また、創造的なプロセスを楽しみ、個性を表現するより深い感性を育む教育となったと考えています。 *未かくにん生物と漢字で書いてないのは、子どもの意思を尊重して...
2024.12.08 14:50落ち葉deアート落ち葉deアート 今日は、子どもたちにもっと季節を感じて欲しいという思いと、美しいものを観るチカラをつけられればという考えから「落ち葉deアート」の活動を行いました。 とっても楽しくて、各自袋いっぱいに落ち葉を集めることができました。 落ち葉deアートを通して発達を促す 効果と可能性 落ち葉アートは、単なる遊びを超えて、子どもたちの発達に多岐にわたる素晴らしい影響を与えます。特に発達に課題を抱える子どもたちにとっては、五感を刺激し、創造性を育み、自己肯定感を高める絶好の機会となります。 落ち葉deアートがもたらす効果 •五感の刺激 視覚様々な色や形の落ち葉を観察することで、色彩感覚や形の認識能力が養われます。 触覚: 落ち葉のザラザラとした感触...
2024.12.06 14:45美術教育の必要性と導入について美術教育の必要性と導入について 美術教育は、単に絵を描く技術を学ぶだけではなく、人間として成長するために不可欠な要素です。創造性、表現力、問題解決能力、そして共感力を育み、より豊かな人間性を育む土壌となります。 美術教育がなぜ必要なのか? 創造性の開花 自由な発想と表現を促し、新しいアイデアを生み出す力を養います。 表現力の向上 様々な素材や技法を用いて自分の考えや感情を表現することで、コミュニケーション能力が向上します。 問題解決能力の育成 作品制作を通して、問題を発見し、解決策を模索する力が養われます。 共感力の涵養 他の人の作品に触れることで、異なる視点や価値観を理解し、共感する力を養います。 自己肯定感の向上 完成した作品を見る喜びや、他者から...
2024.12.04 00:47美しい秋を活かした教育。多様な可能性。美しい秋を活かした教育。多様な可能性。 秋の豊かな色彩は、子どもたちの五感を刺激し、創造性を育む絶好の機会となります。特に、障害のある子どもたちにとっては、自然との触れ合いが心身に良い影響を与えることが知られています。 秋の色彩がもたらす教育効果 五感の発達 視覚: 様々な紅葉の色、落ち葉の模様、どんぐりの形など、視覚的な刺激が豊富です。 触覚: 落ち葉の感触、木の皮のざらざら感、果物のなめらかさなど、触覚を通して自然を体感できます。 聴覚: 風に揺れる木の葉の音、小鳥のさえずり、川のせせらぎなど、聴覚的な刺激も楽しめます。 創造性の育成 秋の素材を使った作品作り:落ち葉やどんぐりでコラージュを作ったり、木の実でアクセサリーを作ったりする活動は、子ども...
2024.12.03 02:56ネコの絵本からこの日のアート活動は、今回取り組んでくれた未就学児がこれまでアート活動は楽しいという思いが芽生え、アートに対する意識が定着しつつあります。今後は、さらに表現の楽しさをもっと知って感性がより磨かれることで自信やコミュニケーション能力、そして自然観察から主体的に色彩などが学べるようにといったことを目指す活動をと計画実行考えています。 その考えから今回は、ストーリー性のあるアート「一匹のネコ、二匹のネコ、三匹のネコ、四匹のネコ」といった4ページの創作絵本を作りました。 その制作途中で、普段では聞けない社会性のある言葉が多く出ました。 そのような活動によってもたらされる心の働きを、発達心理学、教育心理学の立場から考察します。 創作絵本制作がもたらす...
2024.11.28 14:45発達に課題のある子どもたちにとって、アートは多くの重要な役割を果たします。発達に課題のある子どもたちにとって、アートは多くの重要な役割を果たします。以下にそのいくつかを挙げます。 自己表現の手段 アートは言葉を使わずに感情や考えを表現する方法を提供します。発達に課題のある子どもたちは、コミュニケーションが難しい場合があるため、アートを通じて自分を表現する機会が重要です。 自己肯定感の向上 アートを通じて創造的な活動を行うことは、子どもたちの自己肯定感を高める助けになります。作品が完成したときの達成感が子どもたちに自信を与えます。 感覚統合の促進 アート活動には、触覚、視覚、運動技能が関与します。これにより、感覚統合のスキルを発展させることができ、発達に課題のある子どもたちにとっては特に重要です。 社会的スキルの発展 グループ...
2024.11.25 02:48STEAM教育と美術教育の連携についてSTEAM教育と美術教育の連携について STEAM教育は、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字を組み合わせたもので、これら5つの分野を統合的に学ぶ教育のことです。 なぜSTEAM教育に美術(Arts)が含まれるのか? ・創造性と問題解決能力の育成:美術活動は、自由な発想と表現力を育むだけでなく、問題を発見し、解決策を模索する力を養います。これは、STEAM教育が目指す創造的な人材育成に直結します。 ・論理的思考と直観的な思考のバランス:美術は、論理的な思考だけでなく、直感的な思考や感性も重要視します。STEAM教育では、両方の思考をバラ...
2024.10.24 14:50発達障害を持つ子どもたちは、創造力や独創性に富んだ表現を行う。発達障害を持つ子どもたちは、その特性や視点が独自であるため、しばしば創造力や独創性に富んだ表現を行うことがあります。実際、多くの芸術家、科学者、発明家が発達障害を抱えつつも、特異な発想や視点を持って成功してきた例は少なくありません。 発達障害の子どもたちにおいては、次のような点が特に創造的人間形成につながる可能性を持っています。 1. 独自の視点 発達障害を持つ子どもは、物事を異なる角度から見ることが多く、これが創造的な解決策やアイデアを生むことにつながります。 2. 集中力 特定の興味や活動に対して非常に高い集中力を発揮することがあり、これが深い探求や創作活動に結びつくことがあります。 3. 発想の自由 従来の枠にとらわれない考え方をすることが...
2024.10.23 11:35発達障害児の描画心理学発達障害児の描画心理学は、子どもの内面的な状態や発達段階を理解するための重要な手法の一つです。 描画は、子どもが言葉で表現することが難しい感情や考えを視覚的に表現する手段となり得ます。 以下は、発達障害児の描画に関するいくつかの観点です。 1. 表現力の向上 発達障害を持つ子どもは、感情や社会的な状況を表現することが難しい場合があります。描画を通じて、彼らの感情を可視化し、内面的な世界を理解する手助けができます。 2. 発達段階の理解 子どもの描く絵は、その発達段階を示す指標として機能します。年齢や発達段階に応じた特徴を観察することで、正常な発達との比較や、特定の問題があるかどうかの判断が行えます。 3. 社会性の評価 発達障害児の描画には、他者との関...