2024.09.04 18:10未就学児の想像と表現就学前児童がお化け👻を作った。ピグミンをヘビ🐍を。次から次へ想像が止まらない。楽しさを身体全体で表現してくれます。想像と表現の重要性就学前児童にとって、想像力は非常に重要な役割を果たします。この時期の子どもたちは、目に見える世界だけでなく、見えないものを想像する力が急速に発展します。これにより、彼らは自己表現の手段として、今回のように粘土でお化けを作ったり、ピグミン、ヘビなど自由な想像を働かせ自分の世界を表現します。想像力の発達この段階では、子どもは現実と想像の境界が曖昧です。現実の経験からインスピレーションを得て、そこに自分の想像を加え、独自の世界を作り上げます。そのことから日常生活の中で見たものや経験したことが、子どもの表現に反映されることが多...
2024.09.03 12:35障害児が美術作品を仕上げるまでの心の動きと描き上げるための心境。障害児が美術作品を仕上げるまでの心の動きと描き上げるための心境。障害児が美術作品を描き上げる過程で、心の動きや思考により、個々の障害や個性に応じてさまざまな形を取ります。以下は、その過程における一般的な心の動きや思考の例です。感情の表出障害児にとって、絵を描くことで言葉で表現するのが難しい感情や考えを、自分の感情を表現する手段であることが多いです。そして色や形で表現しようとします。この過程で、喜びや不安、怒りといった様々な感情が作品に反映されます。試行錯誤と自己表現の発見描く過程では、何度も試行錯誤を繰り返すことがあります。特に、特定の障害がある場合、意図した通りに描くのが難しいこともありますが、それが独自の表現方法を生み出すきっかけにもなります。手の...
2024.07.07 14:47アートの活動アートの活動 強要せず、自由に形作り、彩り豊かに表現することの重要性は計り知れません。子どもたちが自分のペースで創作することで、多くの教育効果が得られます。 自由な表現が集中力を養う。子どもたちは自分の興味や関心に基づいてアートに取り組むため、自然と集中力が高まります。この自主的な集中は、他の学習活動にも良い影響を及ぼします。 想像力の開放。自由なアート活動は、子どもたちの想像力を最大限に引き出します。枠にとらわれない発想が促され、新しいアイデアや独創的な解決策を生み出す力が養われます。 バランス感覚の向上。アートは視覚、触覚、空間認識など多くの感覚を総合的に使います。これにより、バランス感覚や手先の働き、視覚的...
2024.07.05 13:10アート活動は子どもの教育に多くの期待と教育効果をもたらします。アート活動は子どもの教育に多くの期待と教育効果をもたらします。集中力の向上アート活動には細かい作業や長時間の集中が必要なことが多いため、子どもたちは注意力や集中力を養うことができます。例えば、絵を描く過程で、細部に注意を払う習慣が身に付きます。創造力の育成アートは創造力を発揮する場です。子どもたちは自分のアイデアを自由に表現し、新しい方法で問題を解決する力を養います。これは将来的に様々な分野でのイノベーションや問題解決能力に繋がります。達成感の提供アート作品を完成させることで子どもたちは達成感を味わい、自分の努力が実を結ぶ経験をします。この達成感は自己肯定感を高め、次の挑戦へのモチベーションとなります。自信の向上自分の作品を他者に見せたり、評価を受ける...
2024.07.03 13:10直線を描く。曲線を描く。この日のアートは、達成感から自信につながる取り組みとなりました。見えるか見えないかの下絵を上書きしてもらいました。当初、何度も取り組みをしたけれど、どうしても上手く描けない。だからといってそのことを責めることなく続けました。そのことが本人にとってあらゆる責任感が働いたのでしょう。アートの時間の終盤、下書きに沿ってしっかりと直線、曲線が描けました。そのことから、嬉しさのあまり涙が止まらず、画用紙がボコボコになりました。でも、その結果、とても素敵な笑顔が生まれました。とんでもない達成感であり、やり遂げた自信につながりました。この経験は、彼が今後生きていく上で強い味方となるでしょう。そして、この達成感は、勉学にも多大なる影響になると思われます。
2024.06.30 14:50想像と表現。この日は、3人の子どもがそれぞれ思いのまま、想像を働かせ絵を描きました。その中でもA君は先日以来、色彩の分別による着色がしっかりとできています。これまでの作品は、カラフルに仕上げることに専念していました。それは、色に慣れ親しむ、色に対し、自由自在に使えるようになるなど色に対する抵抗なく使える、考えられるといったことからその経験が想像につながればといった思いで美術教育をしていました。そういった背景から前回の作品から色の分別を試みました。しっかりと色の分別ができたことからこの部分はどの色系にしようか考案し、作品を完成させています。この完成できたという経験が彼自身の心の領域が拡がっていると考えられ、表現力が豊かになり語彙力も深まだています。また、この日同時に...
2024.06.30 10:20東大阪市民美術センターでアート活動「絵画工作」を開催します。8月4日(日)13時から東大阪市民美術センターでアート活動「絵画工作」を開催します。5歳からでしたら誰もが参加いただけます。詳細、お申込みは、東大阪市民美術センターTell.072-964-1313 https://hos-higashiosaka-art.com/アートの活動が子どもの心理的発達に与える影響を与えます。感性の発達芸術や自然の美しさを体験することで、子どもたちの感受性や共感能力が育まれる。感覚的な体験が脳の発達にどのように寄与するか。創造性の育成美術、音楽、舞踊などの創作活動を通じて、創造的思考や問題解決能力が向上する。自己表現の手段としての芸術活動の重要性。感情の発達芸術を通じて感情を表現し、理解し、管理する方法を学ぶ。美的体験が情...
2024.06.28 14:502匹のワニ障害のある子どもが赤色系と青色系の2匹のワニを描きました。 なぜ、そのようなアートの活動をしたのか?と言われると、これまで彼の作品がカラフルに仕上げたことから、色に対する認識の確認とともに、色についてどのように意識をしているのかを確認するため、この取り組みを行いました。 この活動の中で、赤色系、青色系と分類する上で、これまでの作品作りによって本人もよく理解でき、仕分けが出来ています。 また、意見交換で色に対する自身の思いを表現するといった色彩感覚の問答を行いました。 これらの結果が、今回の作品に表現されていると思われます。 そのことから脳科学からみた感覚と表現は、どのように考えられるか? 子どものアートにおける限られた色使いは、脳科学の視点から見ると非...
2024.06.21 14:45自己表現と自己効力感普段、来所すると「アイロンビーズがしたい」と開口一番に出るのが、この日は、「アートがやりたい」と伝えて来ました。 僕自身もいつまでもアイロンビーズだけでは、伸びしろのことを考えていた矢先だったため、良かったと安堵と今後のことを考えなくてはという思いです この一連のアートの活動から観られる教育心理学の側面から考察します。 未就学児が自らアートをしたいという意思表示やその描いている様子には、以下のような教育心理が働いていると考えられます。 自己表現と自己効力感 ■自己表現の欲求 アートを通じて子どもは自分の感情、思考、経験を表現しようとします。絵を描くことは、言葉では表現できない感情や経験を具現化する手段となります。 ■自己効力感 自分で絵を描く...
2024.06.20 02:35新たな気づき。今回のアートは、「キリン」を描きました。 アートの取り組む時間が短かったことから完成にまで至りませんでしたが、アートの活動中、新たな気づきや発見がありました。 ・輪郭線を描くことに「ゆっくり丁寧に」と自身が己に言い聞かせるように行動していました。 ・着色する際は、色鉛筆の持ち方を変える能力を身につけました。 ・絵を描く時の姿勢良く活動しています。 ・今日、新たに自身が気づき取り組んだことは、着色する際、塗りやすいように画用紙の向きを変えたことです。塗りつぶすために手を伸ばすことなく、身近だと丁寧に塗れるといったことの考えの基、こういった行動に出たようです。 こうしてアートの取り組みによる指摘されるより、自身で気づくことからの発展は、自立や主体性が持てる...
2024.06.18 07:46美術教育が学習面でどのように役立ち人間教育に結ぶのか。美術活動は、学習面と人間教育の両方において重要な役割を果たします。 その具体的な役割を考察して行きます。 学習面での役割 1.創造性の育成 美術活動は、子どもたちの創造力や想像力を刺激し、自由な発想を促します。そのことから、問題解決能力や革新的な思考が育まれます。 2.観察力と表現力の向上 美術活動を通じて、細部に注意を払い、物事を観察する力が養われます。また、作品作りを通して自分の考えや感情を表現する力が身につきます。 3.感覚の発達 色彩、形、質感などに対する感覚に触れることで、感受性が豊かになります。このことは、他の学問領域でも感覚的な理解が深まります。 4.集中力と持続力の向上 一つの...