2024.09.11 03:02美術教育における個人、社会の成長の可能性。美術教育は、創造的な能力を育むだけでなく、個人や社会の成長にも大きな可能性を秘めています。その意義や可能性は、感性の発達や認知能力の向上に留まらず、心の健康、社会的なつながり、文化的な理解など、さまざまな側面に広がっています。感情表現と心理的健康の向上 美術は、言葉では表現できない感情や思考を形にする手段として非常に効果的です。子どもから大人まで、美術活動を通じて心の内面を表現することで、自己理解を深め、感情を整理することができます。特にストレスや不安を抱える人々にとって、美術はリラクゼーションやセラピーの手段として機能し、心の健康を保つ助けになります。多文化理解と社会的包摂 美術教育は、多文化理解を促進...
2024.09.09 16:02笑顔、自信が生まれる美術教育。今日のアートの時間は、特に楽しかった。笑いが出る。お互いに作品を讃えあう。普段、声が小さい児童が大きな声で話す、笑う。美術教育は、楽しい気持ちから自信に繋げる要素がいっぱい。美術教育が楽しさ、行動力、自信につながる理由は、創造的なプロセスが子どもたちに自由な表現の場を提供し、自己肯定感を高めるからです。楽しさ美術の創作活動は、子どもにとって新しい発見や自己表現の喜びをもたらします。自由に絵を描いたり、造形作品を作ることで、日常の枠を超えた創造的な楽しさを体験することができます。また、色彩や形の自由な選択は、感覚的な楽しさも刺激します。行動力美術教育では、手を動かし、アイデアを具現化するためのプロセスが重視されます。子どもは、自分の考えを具体的な形にする...
2024.09.09 02:39子どもの発達心理学子どもの発達心理学子どもは文化的な影響を受けながら学習し、問題を解決することが多いです。特に、アートを含めた文化的な知識や経験は、子どもの内的な制約や枠組みとして作用します。これにより、子どもは既に持っている知識や価値観を基盤にしながら、新しい情報や問題に向き合い、独自の解決策を見つけ出す力を育んでいきます。このプロセスは、内的制約(先入観、知識の枠組み、文化的規範など)と呼ばれるもので、これらは子どもの思考や行動を方向づける役割を果たしますが、同時に新しい視点を学んだり、柔軟な考え方を養う際の土台にもなります。たとえば、アートに触れることで、子どもは創造力や問題解決能力を発展させ、異なる視点を取り入れることができるようになると考えられています。文化や...
2024.09.05 14:49魚未就学児に「魚」を描いてみてと投げかけた結果、とても素敵なアート作品が仕上がりました。未就学児が想像を働かせ、フロー体験を実感しながら仕上げを成し遂げたことは、非常に意義深いことです。フロー体験とは、集中力が高まり、時間を忘れて没頭する状態のことです。幼い子どもたちがそのような体験を通じて創作を完成させたということは、内面的な充実感を得ている証拠であり、創造力や自己効力感が高まっている瞬間と言えるでしょう。これによって、さらなる学びや成長の土台が築かれます。
2024.09.04 02:14季節感と美しい景色とふれあう。画像は、以前学生たちと活動としてきぬかけの路から龍安寺へと行った時のものです。方丈庭園(石庭)と鮮やかな青もみじと対照的な美しさは、まるで時が止まったかのように、いつまでも眺めていたい気持ちにさせてくれました。同行した学生たちも感動で、隅々まで見落とすことなく眺めていたいと言ってくれました。楽しかった良き思い出。
2024.09.03 18:56ドラえもん展2021年、課外活動として行った「ドラえもん展」。今日の活動の企画は、ドラえもん展見学。凄い人気で多くの子どもが集まった‼️楽しかった😊おもしろかった😊素晴らしかった😊子どもたち、みんなが喜び笑顔がいっぱいだった‼️一番喜んだのは、僕だったろうね(笑)😊
2024.09.03 12:35障害児が美術作品を仕上げるまでの心の動きと描き上げるための心境。障害児が美術作品を仕上げるまでの心の動きと描き上げるための心境。障害児が美術作品を描き上げる過程で、心の動きや思考により、個々の障害や個性に応じてさまざまな形を取ります。以下は、その過程における一般的な心の動きや思考の例です。感情の表出障害児にとって、絵を描くことで言葉で表現するのが難しい感情や考えを、自分の感情を表現する手段であることが多いです。そして色や形で表現しようとします。この過程で、喜びや不安、怒りといった様々な感情が作品に反映されます。試行錯誤と自己表現の発見描く過程では、何度も試行錯誤を繰り返すことがあります。特に、特定の障害がある場合、意図した通りに描くのが難しいこともありますが、それが独自の表現方法を生み出すきっかけにもなります。手の...
2024.07.07 14:47アートの活動アートの活動 強要せず、自由に形作り、彩り豊かに表現することの重要性は計り知れません。子どもたちが自分のペースで創作することで、多くの教育効果が得られます。 自由な表現が集中力を養う。子どもたちは自分の興味や関心に基づいてアートに取り組むため、自然と集中力が高まります。この自主的な集中は、他の学習活動にも良い影響を及ぼします。 想像力の開放。自由なアート活動は、子どもたちの想像力を最大限に引き出します。枠にとらわれない発想が促され、新しいアイデアや独創的な解決策を生み出す力が養われます。 バランス感覚の向上。アートは視覚、触覚、空間認識など多くの感覚を総合的に使います。これにより、バランス感覚や手先の働き、視覚的...
2024.07.05 13:10アート活動は子どもの教育に多くの期待と教育効果をもたらします。アート活動は子どもの教育に多くの期待と教育効果をもたらします。集中力の向上アート活動には細かい作業や長時間の集中が必要なことが多いため、子どもたちは注意力や集中力を養うことができます。例えば、絵を描く過程で、細部に注意を払う習慣が身に付きます。創造力の育成アートは創造力を発揮する場です。子どもたちは自分のアイデアを自由に表現し、新しい方法で問題を解決する力を養います。これは将来的に様々な分野でのイノベーションや問題解決能力に繋がります。達成感の提供アート作品を完成させることで子どもたちは達成感を味わい、自分の努力が実を結ぶ経験をします。この達成感は自己肯定感を高め、次の挑戦へのモチベーションとなります。自信の向上自分の作品を他者に見せたり、評価を受ける...
2024.07.03 13:10直線を描く。曲線を描く。この日のアートは、達成感から自信につながる取り組みとなりました。見えるか見えないかの下絵を上書きしてもらいました。当初、何度も取り組みをしたけれど、どうしても上手く描けない。だからといってそのことを責めることなく続けました。そのことが本人にとってあらゆる責任感が働いたのでしょう。アートの時間の終盤、下書きに沿ってしっかりと直線、曲線が描けました。そのことから、嬉しさのあまり涙が止まらず、画用紙がボコボコになりました。でも、その結果、とても素敵な笑顔が生まれました。とんでもない達成感であり、やり遂げた自信につながりました。この経験は、彼が今後生きていく上で強い味方となるでしょう。そして、この達成感は、勉学にも多大なる影響になると思われます。
2024.06.30 14:50想像と表現。この日は、3人の子どもがそれぞれ思いのまま、想像を働かせ絵を描きました。その中でもA君は先日以来、色彩の分別による着色がしっかりとできています。これまでの作品は、カラフルに仕上げることに専念していました。それは、色に慣れ親しむ、色に対し、自由自在に使えるようになるなど色に対する抵抗なく使える、考えられるといったことからその経験が想像につながればといった思いで美術教育をしていました。そういった背景から前回の作品から色の分別を試みました。しっかりと色の分別ができたことからこの部分はどの色系にしようか考案し、作品を完成させています。この完成できたという経験が彼自身の心の領域が拡がっていると考えられ、表現力が豊かになり語彙力も深まだています。また、この日同時に...