2024.10.24 14:50発達障害を持つ子どもたちは、創造力や独創性に富んだ表現を行う。発達障害を持つ子どもたちは、その特性や視点が独自であるため、しばしば創造力や独創性に富んだ表現を行うことがあります。実際、多くの芸術家、科学者、発明家が発達障害を抱えつつも、特異な発想や視点を持って成功してきた例は少なくありません。 発達障害の子どもたちにおいては、次のような点が特に創造的人間形成につながる可能性を持っています。 1. 独自の視点 発達障害を持つ子どもは、物事を異なる角度から見ることが多く、これが創造的な解決策やアイデアを生むことにつながります。 2. 集中力 特定の興味や活動に対して非常に高い集中力を発揮することがあり、これが深い探求や創作活動に結びつくことがあります。 3. 発想の自由 従来の枠にとらわれない考え方をすることが...
2024.10.23 11:35発達障害児の描画心理学発達障害児の描画心理学は、子どもの内面的な状態や発達段階を理解するための重要な手法の一つです。 描画は、子どもが言葉で表現することが難しい感情や考えを視覚的に表現する手段となり得ます。 以下は、発達障害児の描画に関するいくつかの観点です。 1. 表現力の向上 発達障害を持つ子どもは、感情や社会的な状況を表現することが難しい場合があります。描画を通じて、彼らの感情を可視化し、内面的な世界を理解する手助けができます。 2. 発達段階の理解 子どもの描く絵は、その発達段階を示す指標として機能します。年齢や発達段階に応じた特徴を観察することで、正常な発達との比較や、特定の問題があるかどうかの判断が行えます。 3. 社会性の評価 発達障害児の描画には、他者との関...
2024.10.22 14:45発達障害を持つ子どもに対する美術教育発達障害を持つ子どもに対する美術教育は、彼らの知覚や感性を育むために非常に有効な手段となります。以下では、美術教育がどのように役立つのか、また展示会を行うことの効果について詳しく説明します。 美術教育の効果 1. 知覚の向上 美術は視覚的な表現を中心とした活動であるため、色、形、質感などを通じて、子どもたちの視覚的な知覚を豊かにします。 作品を制作する過程で、対象物を観察し、分析する能力が向上します。 2. 感性の育成 表現活動を通じて、自己の感情や思いを伝える力を養います。これにより、自分自身の感情に対する理解も深まります。 多様なアートスタイルに触れることで、他者の感情を理解する力も育ちます。 3. 社会性の向上 グル...
2024.10.21 07:30発達障害の子どもにおける創造的思考の教育的基盤発達障害の子どもにおける創造的思考の教育的基盤発達障害の子どもにおける創造的思考の教育的基盤は、彼らの特性やニーズに配慮したアプローチを必要とします。個別化された学習ニーズに応じたカリキュラム各子どもの特性に基づいて、個別の学習プランを作成します。興味や強みを活かす教材や活動を選ぶことが大切です。スモールステップの指導大きな目標を小さなステップに分け、徐々に達成感を感じられるようにします。環境の整備安全で快適な学習空間子どもが落ち着いて学べる環境を整えることが重要です。視覚的、聴覚的な刺激を調整し、集中できるスペースを提供します。多様な学習スタイルの支持視覚、聴覚、触覚など、異なる感覚を刺激する活動を取り入れることで、創造性を引き出します。創造的なアプ...
2024.10.20 11:13親子で楽しめたコルク人形作り。親子で取り組むアート(コルク人形作り)。親子での美術工作、素晴らしい取り組みとなりました。工夫してモノを作り上げることは、子どもにとって、親にとっても特別な成果につながります。作品を共に作ることで、コミュニケーションが増え、自然と親子の絆が深まります。アートには表現の自由があり、個々の創造力を引き出す力があります。それによって、色や形を楽しむだけでなく、得られる達成感や喜びも大きいです。完成した作品を親子で語り合ったり、共有する中で、互いの感性やアイデアを尊重することもできるでしょう。また、アートを通じて感情を表現する機会にもなります。楽しい思い出になったことでしょう!この工作がきっかけとなって、親子でさまざまな取り組みやこれからの生活習慣に役立つこと...
2024.10.15 06:21作品展が開催しました。素晴らしい作品展になりました。子どもたちの心の響きが作品を通じて表現され、観る人々に感動を与えてくらます。今日の展示中に多くの方々が作品に対して肯定的な反応を示しているのも、子どもたちの努力や創造性が伝わっている証拠です。展示会を通じて、子どもたちの成長や表現力を感じられるのは非常に貴重な経験です。この感動を子どもたちと分かち合うことで、彼らにとっても大きな励みになることでしょう。ぜひ、その思いをみんなに伝えてあげたいです。そして、作品展が成功を収めることを心から願っています。
2024.10.13 09:13作品展児童発達支援・放課後等デイサービスたんぽぽのわたげ「作品展」 15日(火)14時から27日(日)15時までラコルタ(大阪府吹田市立市民公益活動センター)開催。 今回、かねてから望んでいた作品展が開催されることになり、とても嬉しく思っています。 子どもたちがアートの時間を楽しく絵を描き過ごして、その結果仕上がった作品を観ていただけます。 このことは、子どもたちにとってとても良い刺激となり自信につながります。 児童が夢中になり、頑張った作品や発達障害の子どもたちが、自分と向き合い、楽しく仕上げた作品です。 私自身、指導をしていて、決して優れた作品を仕上げることを目的としていません。 アートの活動を...
2024.10.12 09:47自信この日、宿題のことで嫌な思いをして、閉ざしていた彼は、絵を描いたことで、とても元気になりました。そして出た言葉が「俺ってどうしてこんなに絵を描くのが上手いんだろ」って。学習において、確かに学力を伸ばすことは大切だと思いますが、もっと大切なことは自信をつけることではなかろうかと僕は、考えます。彼が絵を描くことで感じた喜びや自分の成長を実感した瞬間は、今後の学びにも良い影響を与えると思います。また、自信があることで新しいことにも挑戦しやすくなり、失敗を恐れずにクリエイティブな活動ができるようになります。そのため、教育においては、単に知識を詰め込むのではなく、生徒が自分の可能性を見つけ、自分自身を信じる力を育むことが重要だと思います。どのような活動を通じて自...
2024.10.10 14:55作品展就学前児童、発達障害児が美術教育で楽しんだ。自信がついた。元気になった。それら多くの作品から一部ですが、作品展を15日から阪急南千里駅前のラコルタで開催します。27日まで開催していますので、是非ご覧になってください。とっても楽しいですよ。僕が書いた「僕の美術教育論」の解説書も展示します。ご希望の方は、開催後進呈します。みんなで素敵な芸術の秋にしましょう。
2024.10.07 14:32展示会を控えて未就学児や子どもたちがアート活動を通じて楽しさを感じることは、自己表現や創造性を発揮する貴重な経験です。その普段から楽しんでいるアートに加え、自分の作品が展示会に出展されるという特別な出来事があると、さまざまな心理的変化が生まれます。自己肯定感の向上自分の作品が他人に見られることは、特別な認識を伴い、自己肯定感を高めます。子どもたちは自分の努力や創造性が評価されることで、自己価値を感じることができます。期待と興奮展示会というイベントが近づくにつれて、ワクワク感や期待感が膨らみます。このような感情は、特別な体験をすることで子どもたちの心を躍らせ、アート活動に対する興味をさらに深めることにつながります。所属感と連帯感作品が展示されることで、他の参加者や観客...
2024.10.04 17:59楽しくなるアート4日に仕上がったアートは、見た目とっても楽しい多種多様な表情の顔。形、色も想像を膨らませ、そのことから豊かな気持ちや、アートに対する創作意欲を盛り上がるといった働きを起こさせました。作品を仕上げる過程で、多様な表情を多角的に表現することは、創作活動において非常に興味深い体験をもたらします。こうした試みは、感情の繊細さや複雑さに対する理解を深め、心理的な効果も多岐にわたるでしょう。まず、多様な表情を描く中で、それぞれの表情が持つ感情や意味、背景を意識するようになります。これにより、感情の豊かさや微細な違いに対する敏感さが高まり、感受性が強化されることになります。これは、作品を通じて自己理解を深めたり、他者の感情に対する共感力を高めるきっかけにもなります。...
2024.10.03 13:48未就学児が取り組んだ未知なる創造。本日、未就学児が取り組んだアートがとても美しく、創作的で力強い仕上がりとなりました。「想像から視覚へ」とは、頭の中で描かれた抽象的なイメージや概念を、具体的な形として視覚化するプロセスを指します。このプロセスには、美術的な技術や表現方法が関わり、個人の内面的な思考や感情が具現化される場面が含まれます。たとえば、アートなどの美術表現を通じて、目に見えないイメージが具体的な形を取る瞬間は、作者と創造力と美術的感性が結びつく場面です。美術思考が心の働きに与える影響は、創造力を刺激するだけでなく、感情の浄化や自己表現の手段としての役割も持っています。アートは、内なる感情や複雑な心理状態を視覚的に表現することで、自分自身を深く理解する手助けをする一方、他者との新...