自信

この日、宿題のことで嫌な思いをして、閉ざしていた彼は、絵を描いたことで、とても元気になりました。そして出た言葉が「俺ってどうしてこんなに絵を描くのが上手いんだろ」って。

学習において、確かに学力を伸ばすことは大切だと思いますが、もっと大切なことは自信をつけることではなかろうかと僕は、考えます。

彼が絵を描くことで感じた喜びや自分の成長を実感した瞬間は、今後の学びにも良い影響を与えると思います。

また、自信があることで新しいことにも挑戦しやすくなり、失敗を恐れずにクリエイティブな活動ができるようになります。

そのため、教育においては、単に知識を詰め込むのではなく、生徒が自分の可能性を見つけ、自分自身を信じる力を育むことが重要だと思います。

どのような活動を通じて自信をつけるかはそれぞれですが、絵を描くことのように、自由に表現できる場を提供することはとても良いアプローチだと考えています。

今回の作品展で、そのような作品でいっぱいです。

ぜひ、ご覧になってみてください。

作品展は、15日からです。


大場六夫's Art Random 僕の美術教育論

アートは、膨大だ。想像は、無限。そのアートを子どもたち(障害児を含む)と一緒に取り組んでいます。参加者募集中です。全国どこからでも参加いただけます。

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