子どもたちがアートをしたいと求めて来ました。そこで画用紙に描くのではなく、机いっぱいの大きさに模造紙を切って、それに描きました。とても楽しくいっぱい自分の描いた絵の説明もしてくれました。
幼児の絵は、単なる落書きではなく、彼らの心の窓であり、無限の可能性を秘めています。
幼児の絵の魅力
•心の表現
まだ言葉でうまく表現できない感情や考えを、色や形を通して自由に表現します。
•創造性
既成概念にとらわれず、独創的でユニークな世界観を描き出します。
•発達の様子
描くことによって、手先の巧緻性や認知能力の発達を促します。
幼児の絵を育む
•自由に描く環境
色々な画材を用意し、自由に表現できる環境を整えましょう。
•褒める
描いた絵を褒めることで、自信とやる気を育みます。
•一緒に楽しむ
子どもと一緒に絵を描くことを楽しみましょう。
幼児の絵の可能性
幼児の絵は、単なる子どもの遊びではなく、将来の芸術家やクリエイターへの第一歩となる可能性も秘めています。
幼児のアートによる表現から読み解く心理
幼児の絵は、単なる落書きではありません。そこには、言葉にできない心の奥底が表現されています。まるで、小さな芸術家たちが、色とりどりの絵の具で心の風景を描いているかのようです。
幼児の絵から読み解けること
•感情の表現
喜び、悲しみ、怒りなど、様々な感情が色や形を通して表現されます。例えば、明るい色が多い絵は、心も晴れやかであることを示すことがあります。
•心の状態
自信満々、不安、孤独など、心の状態も絵に表れます。例えば、自分の絵を大きく描く子は、自信に満ちているのかもしれません。
•発達段階
年齢や発達段階によって、絵の特徴は異なります。例えば、3歳頃までは、丸い形や単純な線が多く見られます。
•外界との関わり
周りの環境や人との関係も、絵に反映されます。例えば、家族を描いた絵は、家族との絆の深さを示すことがあります。
絵から読み解く際のポイント
•色の使い方
色の選び方や組み合わせは、感情や心の状態を反映します。
•線の種類
線の太さや長さ、曲線や直線など、線の種類も重要な手がかりとなります。
•構図
絵の全体のバランスや、モチーフの配置も、心の状態を表すことがあります。
•描かれているもの
何を描いているのか、そのモチーフにも意味が隠されていることがあります。
(但し)
絵の解釈は、あくまで一つの視点です。絶対的なものではありません。
子どもの心は日々変化します。一つの絵だけで、子どもの心を完全に理解することは難しいです。
そのあたりご留意ください。
幼児の絵を育むには
•自由に描く環境
様々な画材を用意し、自由に表現できる環境を整えましょう。
•褒める
描いた絵を褒めることで、自信とやる気を育みます。
•一緒に楽しむ
子どもと一緒に絵を描くことを楽しみましょう。
幼児の絵は、子どもたちの心の窓です。絵をじっくりと観察することで、子どもたちの心の成長をサポートすることができます。
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幼児とアート
大場六夫's Art Random 僕の美術教育論
アートは、膨大だ。想像は、無限。そのアートを子どもたち(障害児を含む)と一緒に取り組んでいます。参加者募集中です。全国どこからでも参加いただけます。
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