新たな気づき。

今回のアートは、「キリン」を描きました。 アートの取り組む時間が短かったことから完成にまで至りませんでしたが、アートの活動中、新たな気づきや発見がありました。
・輪郭線を描くことに「ゆっくり丁寧に」と自身が己に言い聞かせるように行動していました。
・着色する際は、色鉛筆の持ち方を変える能力を身につけました。
・絵を描く時の姿勢良く活動しています。
・今日、新たに自身が気づき取り組んだことは、着色する際、塗りやすいように画用紙の向きを変えたことです。塗りつぶすために手を伸ばすことなく、身近だと丁寧に塗れるといったことの考えの基、こういった行動に出たようです。 こうしてアートの取り組みによる指摘されるより、自身で気づくことからの発展は、自立や主体性が持てるに発展します。

それらの要因を考察します。
 自分の思いをアートで表現する行為には、様々な心理作用が生まれます。その中でも主要なものをいくつか挙げてみます。
1. 感情の浄化(カタルシス) アートを通じて自分の感情や思いを表現することで、それらの感情が浄化され、心の中で整理されることがあります。これにより、ストレスや不安が軽減され、心の平穏が得られることが多いです。
 2. 自己理解の深化 アート制作は、自分自身を見つめ直す機会となります。制作過程で自分の内面に向き合うことで、自分が何を感じ、何を考えているのかをより深く理解することができます。
3. コミュニケーションの手段 言葉では表現しきれない思いをアートによって伝えることができます。これにより、自分の内面を他者に伝える手段として機能し、他者との共感や理解を得ることができます。
4. 創造性の促進 自分の思いをアートで表現する過程は、創造性を刺激します。新しいアイディアや視点が生まれ、問題解決能力や創造的思考力が向上することがあります。
5. 自己効力感の向上 自分の思いを形にすることは、自己効力感を高める効果があります。完成した作品を見ることで、自分の能力や価値を再認識し、自信を持つことができます。
6. リラクゼーションと集中力の向上 アート制作は、リラックス効果があり、制作に集中することで心を落ち着けることができます。また、集中力が向上し、日常のストレスから解放される時間を持つことができます。

これらの心理作用は、アートセラピーなどの形で活用されることも多く、その効果は科学的にも認められています。 アートを通じて自己表現することは、心身の健康にとって非常に有益な活動といえるでしょう。 

大場六夫's Art Random 僕の美術教育論

アートでできること。アートを理解する。アートで支援。アートで隔たりのない社会づくり。

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