障害のある子どもたちが絵を描く時。

障害のある子どもたちが絵を描く時。
障害のある子どもたちが絵を描く際には、いくつかのポイントと指導者が守らないといけない事項があります。

表現の自由を尊重する。
子どもたちが自分なりの表現方法を見つけられるよう、細かい指示を与えすぎないことが大切です。
自由に表現できることが創造性を伸ばし、自信につながります。
多様な素材を提供。
絵の具、クレヨン、粘土などの多様な素材を提供することで、さまざまな感覚を刺激し、興味を引き出します。
触覚や視覚を通じて感じる素材の違いが、表現の幅を広げます。
個々のニーズに応じたサポート。
子どもたちの障害の特性に応じたサポートを考えることが重要です。
たとえば、自閉症スペクトラムの子どもには、繰り返しのパターンや特定の色に焦点を当てた活動が効果的であることがあります。
また、コミュニケーションに課題がある子どもには、絵を通じて感情や考えを表現できる方法を教えることが役立ちます。
達成感を感じさせる。
小さな成果でもしっかりと褒めたり、展示会などで作品を発表する機会を設けることで、自己肯定感を高めることができます。

これらのアプローチにより、障害のある子どもたちが絵を描く体験が、より楽しく、自己表現の場として充実したものになるでしょう。

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大場六夫's Art Random 僕の美術教育論

アートでできること。アートを理解する。アートで支援。アートで隔たりのない社会づくり。

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