落ち葉deアート
今日は、子どもたちにもっと季節を感じて欲しいという思いと、美しいものを観るチカラをつけられればという考えから「落ち葉deアート」の活動を行いました。
とっても楽しくて、各自袋いっぱいに落ち葉を集めることができました。
落ち葉deアートを通して発達を促す
効果と可能性
落ち葉アートは、単なる遊びを超えて、子どもたちの発達に多岐にわたる素晴らしい影響を与えます。特に発達に課題を抱える子どもたちにとっては、五感を刺激し、創造性を育み、自己肯定感を高める絶好の機会となります。
落ち葉deアートがもたらす効果
•五感の刺激
視覚
様々な色や形の落ち葉を観察することで、色彩感覚や形の認識能力が養われます。
触覚: 落ち葉のザラザラとした感触や、パリパリとした音を体験することで、触覚が刺激され、感覚統合を促します。
嗅覚
落ち葉特有の香りを感じ、自然の香りを満喫することで、リラックス効果が期待できます。
創造性の育成
自由な表現
決まった形に作らなくても、自由に落ち葉を使って表現することで、独創的なアイデアを引き出すことができます。
自己肯定感の向上
達成感
自分が作った作品を完成させることで、自信や達成感を味わうことができます。
肯定的なフィードバック
周りの大人から褒められることで、自己肯定感が高まります。
集中力の向上
没頭
落ち葉deアートに集中することで、集中力や持続力が養われます。
社会性・協調性の育成
共同制作
グループで作品を作ることで、コミュニケーション能力や協調性を育みます。
発達に課題がある児童への効果
感覚統合の促進
落ち葉の様々な質感や温度を肌で感じ、感覚統合を促します。
非言語的な表現
言葉でうまく表現できない子供も、落ち葉を使って自分の気持ちを表現することができます。
自己表現の機会
自分の好きなように作品を作れることで、自己表現の機会が増え、自己肯定感が高まります。
リラックス効果
自然素材に触れることで、リラックス効果が得られ、落ち着いて活動に取り組むことができます。
具体的な取り組み例
自由に遊ぶ: 落ち葉を自由に集め、触れ、遊びを通して感覚を刺激します。
コラージュ
好きな形の落ち葉を選び、紙に貼り付けて絵を作ります。
押し葉
落ち葉を本に挟んで押し葉を作り、標本を作ります。
物語作り
落ち葉を使って物語を作り、表現力を高めます。
落ち葉deアートは、子供たちの可能性を引き出すための素晴らしいツールと考えられます。
自然の中で五感を使い、創造力を育み、自己肯定感を高める活動を通して、子供たちは心身ともに健やかに成長していくことでしょう。
では、なぜ幼少期に季節感が大切なのでしょうか。
幼少期に季節感を育むことは、子どもたちの心身の成長にとても大切なことです。その理由は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
1. 心の豊かさへの貢献
感性や想像力の育成
自然の変化を五感で感じ、季節の美しさや変化に感動する経験は、感性や想像力を育みます。
心の安定
季節の移り変わりを意識することで、心のリズムを整え、安定させる効果が期待できます。
生きる喜び
自然のサイクルの中で生きる喜びを感じ、生命の尊さを学ぶことができます。
2. 学習能力の向上
観察力や思考力の育成
季節の変化を観察したり、体験したりすることは、観察力や思考力を養います。
自然科学への興味
季節の変化を科学的に捉えようとすることで、自然科学への興味関心を高めます。
言葉の習得
季節を表す言葉や表現を学び、言葉の幅を広げます。
3. 社会性や協調性の育成
家族や地域とのつながり
季節の行事に参加することで、家族や地域の人々と触れ合い、社会性を育みます。
協調性
共同で何かを行う経験を通して、協調性を養います。
#季節感
#落ち葉
#美しい
#アート
#楽しい
落ち葉deアート
大場六夫's Art Random 僕の美術教育論
アートは、膨大だ。想像は、無限。そのアートを子どもたち(障害児を含む)と一緒に取り組んでいます。参加者募集中です。全国どこからでも参加いただけます。
0コメント