子どもの想像力育成における美術活動の意義と可能性。

子どもの想像力育成における美術活動の意義と可能性。
近年、非認知能力の育成が教育現場において注目される中で、子どもの想像力の重要性は改めて見直されつつあります。果てしない広がりをもつ子どもたちの想像力は、そのまま彼らの内面の成長と深く結びついています。 本研究では、こうした想像力を引き出し、育む手段としての「美術活動」に着目します。
美術活動は、子どもたちが自らの内的世界を自由に表現できる場であり、その過程を通して自己肯定感を育み、自信を得る契機となります。創造的な行為の積み重ねが、個の成長に確かな足跡を残していくのです。
幼少期は、感受性と創造性が急速に発達する時期であり、この時期にこそ豊かな表現体験が求められます。想像力は「生きていることそのものを肯定する力」として働き、困難や変化に対して柔軟に向き合う力の源泉となります。そのため、私は美術活動を通じて、幼少期からの想像力育成に意欲的に取り組んでいこうと考えています。
この取り組みでは、さまざまな環境にある子どもたちを対象とし、多様な美術活動を展開していく予定です。地域・年齢・障害の有無•背景を問わず、すべての子どもたちが創造性を発揮できる機会を保障し、その記録と分析を通して、想像力育成の実践的知見を蓄積してまいります。

大場六夫's Art Random 僕の美術教育論

アートは、膨大だ。想像は、無限。そのアートを子どもたち(障害児を含む)と一緒に取り組んでいます。参加者募集中です。全国どこからでも参加いただけます。

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