直感と想像。

直感と想像。
子どもとアート、そこから生まれる思考と可能性。
子どもが絵を描くとき、そこに「正解」はありません。大人の目には“なんだかわからないもの”に見えるかもしれませんが、子どもにとってはそれが「宇宙船」だったり、「空を飛ぶ猫」だったり、はたまた「昨日見た夢のかけら」だったりします。 このようなアートの時間には、子どもたちの直感と想像力が自由に羽ばたいています。ルールや評価に縛られず、「思いついたからやってみた」「なんとなくそう感じた」という感覚から生まれる表現。その一つひとつが、彼らにとっての思考の出発点となります。 大人は「考えてから行動する」ことをよしとしがちですが、子どもたちは感じて動く。この「感じる→表す→考える」というプロセスの中に、実は深い学びが隠れています。アートはそのプロセスをやさしく受け止め、広げてくれる存在です。
想像力は「見えないものを見る力」。
直感は「まだ言葉にならない何かを信じる力」。
子どもとアートの関係の中で育まれるこの2つの力は、これからの時代にこそ必要な“生きる力”なのかもしれません。 私たち大人も、子どもたちと一緒に、もう一度「感じること」「想像すること」に耳を澄ませてみませんか?

大場六夫's Art Random 僕の美術教育論

アートは、膨大だ。想像は、無限。そのアートを子どもたち(障害児を含む)と一緒に取り組んでいます。参加者募集中です。全国どこからでも参加いただけます。

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