今回は、アートではなく、想像に焦点を当ててみました。
今日はマーブルランの活動を行いました。
子どもたちは「ピタゴラスイッチ」を思い浮かべるように、頭の中のアイデアを試しながら、“不可能を可能にしていく”創造的な挑戦に取り組みました。
活動の中では何度も失敗を経験しましたが、そのたびに「どうすればうまくいくか」を自ら考え直し、工夫し、再挑戦する姿が見られました。このプロセスこそが、教育心理学でいう**探索的学習(trial and error learning)**であり、失敗を通して思考と行動を修正し、より良い解決方法へ向かう重要な学びです。
また、行動心理学の観点では、成功に近づくたびに得られる達成感が「強化」となり、さらに取り組もうとする意欲(内発的動機づけ)を高めていました。自分のイメージした“完成形”を求めて粘り強く活動を続ける姿には、**自己効力感(できるという感覚)**が育ちつつあることも感じられます。
結果として、
• 創造的思考の発揮
• 試行錯誤を続ける自己調整学習
• 達成感による内発的動機づけの向上
といった教育心理学的にも価値の高い学びが見られました。
今日のマーブルランは、まさに想像力・集中力・粘り強さが育つ、素晴らしい時間となりました。
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